この記事は、

おすすめな自炊代行業者を探しているけど、「スキャンピー」はどうかな?
と思っている方に役立つ記事になります。
結論、

OCRなし、300ページ以内、表紙グレースキャンだけど88円で満足!な方におすすめです。
毎月自炊代行業者について調査しています。

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スキャンピーの料金体系
社名 | スキャンピー |
設立 | 2011年 |
住所 | 東京都 |
持ち込み | 〇 |
集荷:地区 | ✕ |
集荷:料金 | ✕ |
集荷:対象 | ✕ |
書籍の種類 | 書籍 |
料金 | 88円 |
ページ数 | 300P |
本のサイズ | A3サイズまで |
カバー表紙 | 50円 |
カバー裏表紙 | 50円 |
ファイル名変更 | 無料 |
OCR | 80円 |
雑誌スキャン | × |
JPEG納品 | 80円 |
DVD納品 | 800円 |
USB納品 | 記載なし |
納期 | 15日 |
納期備考 | 1~20冊の場合 |
最速納品 | 2日以内 |
最速納品:料金 | +100円 |
特徴1 | バリューパック:231円(ページ無制限、OCR処理、表紙含めフルカラー、ファイル名変更込) |
特徴2 | 各種電書籍端末最適化サービスあり1冊80円 |
特徴3 |
リツイートで3冊無料キャンペーンもやっています。
利用者が5万人突破したそうです。2号店ありるので勢いがありますね。
依頼した内容
冊数:2冊
▼山登りでも始めてみようか 出版年1991年


30年も前の本なのでかなり年季が入っています。
▼石原慎太郎 人の心を動かす名言 2005年に出版された本です。


これも同様に古めの本です。
発注した日:令和3年2月10日(月)17:21

発送した日:令和3年2月12日(水)18:47

スキャンピーの納期は12営業日
▼料金の振り込みの前に作業が完了の報告が。振込後にデータを納品のようです。

遅くとも2月14日には納品されているはずなので、土日・祝日を除いた営業日を換算すると12営業日後に納品されました。
サービス内容は15日営業日だったので納期が守られて良かったです。
スキャン内容

注文の備考欄に、「可能であれば文字、ページの白地をくっきり、してもらえたらありがたいです。」と入れたので注文通りでした。
ページや文字のスキャン品質は良かったです。
ただ...


この状態のページが両方の本で結構あったんですよね💦
ちょっと残念でした。
3/12追記
修正の依頼のメールをしました。
結論を申し上げますと、「できない」そうです。
- 線について:スジは完全になくすことは出来ない。
- 傾きについて:元々の書籍自体の印刷の傾きの可能性が高い。
- まとめ:低料金なのでご理解下さい
傾きについての理由はちょっと無理があるかなと💦
本が始めから傾いている訳がない。
数百枚スキャンする過程で多少のずれがあるのだと想います。
初めから「低料金のためご理解下さい」だったら分かります。
それを書籍の傾きのせいにするのはちょっと微妙な感じでした。
OCRの精度について
▼横書きはきちんと認識しています。「芥川賞受賞、作家生活」で検索した場合。

他社も大体そうですが、縦書きは1文字文しか認識されませんでした。
どこか縦書きも複数文字で検索できるようになるといいなー
スキャンピーの良い点
基本料金が安い
- ファイル名変更
- 表紙スキャン
- ページ数300Pまで
この仕様で88円は安いです。
サービスの中ではバリューパックがコスパが良い
細々としたオプションをつけるならば、込み込みで210円にした方が安上がりです。ただし、21冊からの受付です。
スキャンピーの気になったところ
基本料金の表紙スキャンはグレーカラー
表紙はカラーにしたい人が多いと思うのでこれを基本料金に含めて欲しかった。
冊数で納期が変更される」
納期は15日で普通だが、冊数を1~20冊で絞ってしまっている。他に安くて速いところが多そうかな。
ファイル名変更は著者まで入れて欲しかった。
他社ではやっているところもありますからね。
スキャン品質は低い
直して欲しい箇所がたくさんありましたが、低料金を盾にNGでした。
スキャンピー まとめ
「1冊88円、表紙スキャン、ファイル名変更あり」という価格設定に一瞬「安い!」と感じます。
しかし、本を電子化して自由に読書したいと考えている人にとってはタブレットのに本棚機能で表示させたいと考える人が多いと思います。
そうなると、「表紙カラースキャン」は必須なので必然的に50円プラスになります。
また、ページ数が300ページの制限があるので、たくさんの本を依頼したい場合には、ここでページ数増分のオプションを払うか、あるいは、別の業者で一括で依頼した方が安くなるか検討しなければならないので不便になります。
また、バリューパックは、ページ無制限、OCR処理、ファイル名変更、フルカラースキャン込で231円です。
オプションの全部のせなので、特殊な本でない限り電子化するにあたって不満がない内容です。
しかし、バリューパックと同じ仕様なら未来BOOKでは220円で可能です。
しかも冊数は21冊以上からという制限はありません。
となると、違いを見るにはスキャン品質と、送料との兼ね合いでしょうか。
その大事なスキャン品質は、個人的にはいただけない…
従って、
- OCRは不要
- ほとんどの本が300ページ以内
- 表紙カラースキャンは不要
上記の条件で88円で可とする方でしょうか…
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