公式を当てはめる

自炊代行業者に依頼する前に損をしないためにも、この公式を頭に入れて欲しいです。
1 基本料金の3つの範囲を確認する
→①本のサイズ、②ページ数、③納期
2 2つのオプションの有無と料金を確認する
→①カバーカラースキャン、②リネーム
3 送料にかかる3つのポイントを確認する
→①運送会社の基本料金、②持ち込み、③集荷の有無
以上、3つを考える

それぞれについて詳しく解説していきます。
①基本料金は3つが大事

- 本のサイズ
- ページ数
- 納期
それでは1つずつ解説していきます。
「本のサイズ」は2種類がほとんど
- A3サイズ
- A4サイズ以下、or、本の高さが22㎝以下(未来BOOK)
なお、A4サイズが多いです。
大きめのサイズが多い場合はA3サイズが基本料金に含まれているスキャンピーを選択肢として入れましょう。
「ページ数」に注視する

基本料金に含まれるページ数は様々です。
ポピュラーなのが、最小で300P、最大で無制限。
依頼する本がコミックだけであればページ数はあまり気にしなくても大丈夫ですが、長編小説やビジネス書等では余裕で400~500Pを超えるものが多々あります。
ページ無制限を扱っている自炊代行業者ならば、もし、複数の冊子を依頼する際に500Pのものがあったとしても2冊分の料金を払わずに済みます。
これって非常に大きいです。
依頼する本のページ数が多いのであれば、未来BOOKのようなページ無制限の業者も候補に挙げておきましょう。
納期:時間を味方につける

どの業者も、

納期を早めれば早めるほど料金が高くなります。
例外はありません。
要は、納期はこだわらない姿勢を持っていれば安くすませることができます。
②オプションの必須事項は2つ
- カバーカラースキャン
- ファイル名変更
それでは1つずつ見ていきます。
カバーカラースキャン
まずカバーカラースキャンはパソコンやタブレットで見たときにグレースキャンで表示されるのは、パッと見でどんな本だか分かりづらい。また、映えないんです。
▼タブレットでの比較。左がグレースキャン。右がカラースキャン。


▼パソコンで見るときもカラーの方が映えますよね…

読もうと思ってどの本だから分からないのはストレスフルです💦

安さを追い求め過ぎると、失うものもあるので気をつけましょう😅
ファイル名変更
さらにファイル名変更も重要です。
ファイルが多くなってくるとファイルを開かないと中身が分からなくなります。
これも非常にストレスフル💦
ファイル名が予め入力してあれば検索で瞬時に見つけることもできます。

自分でファイル名を変更することもできますが、オプションでたったの50円前後ですので業者にお任せしちゃいましょう。
あるいは、スキャンピーや未来BOOKのように初めから標準仕様としてファイル名変更が無料の業者を候補として上げておきましょう。
③送料を考える

電子化サービス料金で安く済んだとしても、送料で予算オーバーすることもよくある話。
大事なのは以下の2点です。
- 運送会社の料金表と自炊代行業者の集荷サービスを把握する
- 持ち込み可能か?
まず、「運送会社の料金表と自炊代行業者の集荷サービスを把握する」から解説します。
運送会社の料金表と自炊代行業者の集荷サービスを把握する
この記事を見ると、上記の内容を理解することが出来ます。

持ち込みができるか検討する
一番いいのは持ち込みが可能なところであれば送料が無料となります。
この記事でGoogleMapで可視化してみたのでチェックしましょう。

ただし、車で持ち込む場合、往復の移動時間とガソリン代が掛かることも念頭に置きましょう。
ガソリンも最近は1リットルで150円前後しますし、車の燃費も車種によっては悪いのもありますしね。
送料がかからず済んだと喜んでも、ガソリン代が多くかかっていたら本末転倒です。
ラッキーなことに通勤・通学途中に自炊代行業者があると、その途中で寄ることができます。
でも量が多いと重くて持ち運びが大変になる点がデメリットです。
まとめ

ここまでは料金について徹底的に分析させていただきました。
とはいえ、最安で依頼できたとしてもスキャン品質がダメダメであったら本末転倒💦
私が実際に利用した各社レビュー記事がありますので、そこでスキャン品質をチェックしてみてはいかがでしょうか?